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<猫の歯科処置について>
猫も犬と同様に歯石が溜まります。
そのままにしておくと歯肉炎や歯周病に発展し、歯を失うこともあります。
また、一度歯石になってしまうと歯磨きでは落とせないため
病院で歯科処置を受ける必要があります。
〈症例1〉
処置前
↓
処置後
〈症例2〉
処置前
↓
処置後
キレイになりました!
キレイになった後は自宅での歯磨きやデンタルジェルを使って
予防を行います。
(症例3)
また、猫には『破歯細胞性吸収病巣(FORLs)』という病気があります。
自分で自分の歯を壊してしまう病気です。
この患者さんは食事を食べづらそうにしているとのことで受診されました。
処置前
犬歯と臼歯の部位で歯茎が赤く盛り上がり、歯にかぶっています。
犬歯については歯の付け根を溶かしてしまった結果、途中で折れてしまっていました。
吸収病巣の場合、重症度により抜歯をしなくてはいけない場合があります。
今回は抜歯とスケーリングを行いました。
処置後
抜歯後、歯茎の腫れや赤みが改善し、食べづらさもなくなりました。
体の健康はお口から!
なお、口臭も口からくる場合と内臓からくる場合がありますので、
気になる症状がありましたらお気軽にご相談下さい。